ハーバーの夕暮れ [日記]
今日は久しぶりにハーバーにやってきて、夕日を眺めている。
初めてこの町に足を踏み入れた2ヶ月前、泣きそうなほど心細い思いで眺めた夕日を、こんなに美しいと思える日が来るとは思わなかった。右も左もわからないまま、夢中でクエストをこなしていた毎日。いつの間にか5人ともレベル5になり、ハーバーでもマーケットプレースでも、それなりに顔が知れてきた。
この2ヶ月の間に、姉妹達の考え方もそれぞれ変化してきたようだ。リゼルとラフィーネとシャンティアは、特に他のクラスに興味を持つこともなく、それぞれ今のクラスの能力を伸ばしていくことに専念している。ことにラフィーネは真剣だ。以前のタングルの一件以来、クレリックとしてどこから声がかかっても余裕で対応できるようになりたいとがんばっている。善悪にこだわるところも融通が利かないところも相変わらずだが、盗賊団に所属する3人についてあれこれ言うこともなくなった。理由を尋ねると、
「あなた達楽しそうなんだもの、私が口出しする必要はないと思って」
との返事。どうやら少しは柔軟になってきたらしい。と思いきや
「言っておくけど、盗賊団の存在そのものを認めたわけではなくてよ」
まあやっぱりラフィーネはラフィーネだと、陰でくすくすと笑う姉妹達。
レベル5ともなれば、そろそろ自分の方向性を決めなければならないときだ。ラフィーネはどうやら回復のエキスパートを目指しているらしい。さて他の姉妹達はどうなのだろう。
初めてこの町に足を踏み入れた2ヶ月前、泣きそうなほど心細い思いで眺めた夕日を、こんなに美しいと思える日が来るとは思わなかった。右も左もわからないまま、夢中でクエストをこなしていた毎日。いつの間にか5人ともレベル5になり、ハーバーでもマーケットプレースでも、それなりに顔が知れてきた。
この2ヶ月の間に、姉妹達の考え方もそれぞれ変化してきたようだ。リゼルとラフィーネとシャンティアは、特に他のクラスに興味を持つこともなく、それぞれ今のクラスの能力を伸ばしていくことに専念している。ことにラフィーネは真剣だ。以前のタングルの一件以来、クレリックとしてどこから声がかかっても余裕で対応できるようになりたいとがんばっている。善悪にこだわるところも融通が利かないところも相変わらずだが、盗賊団に所属する3人についてあれこれ言うこともなくなった。理由を尋ねると、
「あなた達楽しそうなんだもの、私が口出しする必要はないと思って」
との返事。どうやら少しは柔軟になってきたらしい。と思いきや
「言っておくけど、盗賊団の存在そのものを認めたわけではなくてよ」
まあやっぱりラフィーネはラフィーネだと、陰でくすくすと笑う姉妹達。
レベル5ともなれば、そろそろ自分の方向性を決めなければならないときだ。ラフィーネはどうやら回復のエキスパートを目指しているらしい。さて他の姉妹達はどうなのだろう。